ストーリー

──VRとAIが普及した、未来の日本。 イレギュラーな事故により意識がVRの中から戻れないという事例が社会問題になりつつあった。 事態を危ぶんだ政府によって緊急発足された医療機関ミチビキ研究所は、 VRマシンから被害者の記憶データを回収することに成功。 疑似AI「ミニア」にそのデータを移植し、眠り続ける本体への 復帰を目的とした治療を模索していた。

あなたは、とある学園都市で暮らす冴えない男子学生…… ある日、ミチビキ研究所正職員であり、 昔から頭の上がらない従姉の柊木ひいらぎひびきに呼び出される。 研究室の奥で、響に渡されたスマホ用アプリを立ち上げると、 ディスプレイ越しに広がる草原の中に一軒のカントリーハウスが建っていた。 そして、相沢あいざわ美緒みおと名乗る一人の少女が現れ、 あなたに向かって「お兄ちゃん助けて」と懇願してきたのだった。 子供の頃、近所に住んでいたという美緒はあなたを慕っている様子だが、 当のあなたにはまったく記憶になかった。

美緒はVR事故後、人格を記憶データからサルベージした疑似AI「ミニア」となっていた。 今の彼女は、AIのシステムを借りた魂だけのような存在であり、 人間としての本体は事故以来、眠り続けているという。

あなたは、響から卒業の単位を口利きして貰うのと引き換えに、美緒をはじめとする、 眠り続けている9人の少女たちを目覚めさせる治療の手伝いをするよう言いつけられてしまう。 その治療の方法とは、ミニアを外に連れ出し、 彼女たちの「ラブビット」を集めて、 睡眠状態にある本体に入力(アップロード)することであった。

- 医療機関ミチビキ研究所からのお願い - ミニアの活性化によって、睡眠状態にある彼女たち本体の 生命活動も活性化できることが既に実証されています。 あなたが、ミニアを連れて外出した際に集める「ラブビット」で、 眠っている彼女たちの本体を復活できるかもしれないのです…… どうか、眠ってしまった彼女たちを目覚めさせるために、 当研究所から支給されたアプリを使って、 ミニアを育成していただけないでしょうか──